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花を飾って(KAMAKURA)第三回

まだまだ続きます、鎌倉旅行記。
高徳院、長谷寺と巡って、いよいよ「姉しょ」の舞台
と言える町、長谷界隈を逍遥します。
柊家と犬神家のお姉ちゃんたちが、どんな町に住んで
いるのか、あれこれ想像しながらご覧いただければ
幸いです。

まずは江ノ電長谷駅。
木造の懐かしい匂いのする駅舎です。
平日の夕方の、のんびりとした雰囲気が伝わるでしょうか。
mar07_20s.jpg

上下線ホームに止まっていた江ノ電。
同行のMさんによると1000形(左)と300形(右)。
mar07_16s.jpg

駅のすぐそばにあった、昔懐かしい寸胴型の丸ポスト。
もちろん今も現役です。
鎌倉にはこれと同様の丸ポストがまだいくつか現存して
いるそうです。
mar07_17s.jpg

同じく駅のすぐそばの解体工事現場でみつけた表札。
"PEDIATRICIAN"とありますから、小児科のお医者さん
だったようで、"ENGLISH SPOKEN"──つまり、英語による
診察もできたのでしょう。和田塚に移転されたようです。
柊家のお姉ちゃんたちも、小さい頃はこんなお医者さんが
かかりつけだったり……なんて、脳内設定を勝手に考えて
しまいます。
mar07_19s.jpg

これも昔懐かしい手押しの汲み上げポンプ付きの井戸。
mar07_23s.jpg

一本路地に入ると、こんな感じです。
格子状の板塀が、実にいい雰囲気で思わず写真に収めて
しまいました。
こういう古いものが何気なく家の軒先にあるというのは
この町がそれだけ歴史のある住宅街ということなのでしょう。
mar07_26s.jpg

かと思うと、こんなモダンな意匠の建物が純和風の家屋と
隣り合わせになっています。明り取りらしい丸窓が印象的です。
mar07_25s.jpg

こちらもモダンなデザインの牛乳屋さん。もちろん今も
営業中です。
柊家は宅配の牛乳とか、取っているんでしょうか。
mar07_27s.jpg

長谷一丁目にある甘縄神明宮の境内にある万葉集の歌碑。
「見越しの崎」というのは近くににある稲村ガ崎だとも
あるいは小動(こゆるぎ)ともされています。
mar07_24s.jpg

意味は「鎌倉の見越しの崎の岩が崩れてしまう、そんな
あなたが悔やむような気持ちを私は持ちえません」というもの。
うーん……ひょっとして、お姉ちゃんの歌だったりして?

柊家や犬神家では毎週、こんな感じでゴミを出している
……かもしれません(撮影地は長谷三丁目近辺)
mar07_18s.jpg


さて、いよいよ海に到着。由比ガ浜です。
真夏ともなればイモ洗いのように海水浴客でごった返す
浜辺も、今は人影も疎らでまったりしています。
129_2912_2s.jpg

ところで、海といえば「姉しょ」に出てきたこの背景。
kaigannsenn.jpg

ここが由比ガ浜だとすると、現実の風景とひとつ大きな
違いがあることにお気づきでしょうか?
ヒントは、今日のこのエントリーの中に出てきた、ある地名が
関係しています。正解は次回にでも。

こうして、今回の鎌倉取材旅行は終了しました。
後半は時間的な都合でかなり駆け足になってしまいましたが、
それでもやはり実際に行ってみてよかったと思います。
なにより空気や温度、光やそこに暮らす人の息遣いなど、
写真やネット上の資料だけではわからないものを実際に自分の
眼で見て、耳で聞いて、そして五感で感じることができたのは
大きな収穫だったといえます。

面白かったのは、街を歩いていて「この辺りをひなのんが
通ったのかな?」とか「ともねえはこの辺りに買い物に
来てるのかな?」という風に「姉しょ」のキャラクターたちが
この町でどんな生活をしているのか、あれこれ想像できた
ことです。
もちろんこれは「姉しょ」という作品に出会ったからこその
経験なのでしょうが、実に興味深いものでした。実際そういう
雰囲気のある町だったのです。
そして今回の取材旅行を通じて、この街がよりいっそう好きに
なったのは言うまでもありません。

今回の取材旅行の成果は、6月発売予定の第三巻にも少し
盛り込んでいますし、せっかくですから次回作にも何らかの
形で役立てたいと考えています。
みなさんも機会がありましたら、是非一度この町を訪ねてみて
ください。きっと気に入ると思います。

最後は長谷から藤沢に向かう帰路の途中、江ノ電の車窓から
見た、江ノ島の向こうに沈む夕陽の写真を一枚。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。
mar07_22s.jpg

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佐々宮ちるだ(Tilde SASAMIYA)

  • Author:佐々宮ちるだ(Tilde SASAMIYA)
  • 19XX年埼玉県出身。おひつじ座・O型・ゲームやアニメのノベル、シナリオを書きながらゆるゆると生きてます。商業誌で漫画は描いておりません(苦笑)これまで手がけてきた作品についてはこちらをご覧くださいませ。小説およびシナリオ、企画などのお仕事を広く承っております。ご依頼、ご相談などはstargazer★myad.jp(★をアットマークにしてください)までよろしくお願いします。
    ※現在、2017年初夏以降のライトノベル・ゲームシナリオなどのお仕事を募集中です。
     サンプルテキストなど用意しております。上記アドレスまでお気軽にご相談ください。
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